2009年7月27日月曜日

すらすら読めるドストエフスキー

こち亀でギャグにされるぐらい難しいドストエフスキー。
高校生のとき、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」に挑戦し撃沈した記憶があり、
書店で下の本を見つけて衝動買いしてしまいました。
そもそも、どこが難しく挫折しやすいのかをポイントを挙げて説明しています。
19世紀のロシア社会の通貨・階級・人名の規則。
登場する食べ物、飲み物、お酒、などなど。
作品の背景として抑えておくべきことが多いです。

また、人物相関図や、作品のポイントを、作品ごとに紹介しており、
これでもう一度チャレンジできるかも?と思わせてくれます。

加えて翻訳書の比較・評価が乗っており、どの翻訳書を買うかというなかなか
考えが及ばない点まで言及されています。




ロジオン・ノマーノビッチ・ラスコーリニコフ
アレクセイ・ヒョードロビッチ・カラマーゾフ

こんな名前が永遠に続く作品だったことを思い出しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿